学研の雑誌 「KARTA」 大石順教尼が取り上げられました。

歴史群像1月号別冊「カルタ」2012年冬号の特集は
歴史を動かした女たち100
卑弥呼から今年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で大注目の新島八重まで
取り上げられています。
この100人の中に大石順教尼も入っているのです!

多くの偉業を成し遂げた順教尼ですから、このような特集に
取り上げられてしかるべきではありますが、それでもまだまだ
尼のことをご存じない方は少なくないというのが実感です。
先日突然東京から某劇団の女優さんが記念館に来られました。
お友達からいただいたマンガ「祖母様のお手々はだるまのお手々」を
読んで、尼の生き方に心惹かれ、劇にしたい衝動に突き動かされ、
来館されたとのことです。
今後どのように展開されるかはわかりませんが、順教尼の生き様を
知ることで劇的にであれ緩やかであれその後の生き方が変わる人は
たくさんいらっしゃるように思います。
順教尼の苦労を思えば自分の悩みなんてどうってことがないと
心がふっと楽になる。
中には順教尼にできる限り寄り添いたく、自ら困難を引き受けていく
人もいらっしゃいます。
尼の事を良く知る人は少なくとも、尼の影響力は緩やかに波紋を描きながら
、いつの時代も語り継がれていくことでしょう。
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