心のキャンバス

          CIMG3784_convert_20130701131432.jpg
           色とりどりの紫陽花は、梅雨時の清涼剤です。 

  
    
                「色即是空」かまきり 順教 

     消毒等をしなかった昔は、旧萱野家でも蛍が飛んでいたそうです。
     幼い頃、意味もなくかたつむりを山ほど集めたり、丸虫をいじってみたり、
     セミの抜け殻を観察したり、飽きもせず日長一日過ごしたものです。
     そういえば祖母が捕った玉虫をケースに入れ、後生大事に飼っていました。
     不自然な位に輝く緑色がグロテスクに感じ、あまり好きではなかった
     のですが、すっかり姿を見かけなくなった今では懐かしくたまりません。
     絵心があれば順教先生のように絵に残せたかもしれません。

      虫の宝庫だった旧萱野家の庭で、順教尼も飽くことなく虫等を
      観察していたそうです。大のカメラ好きだった祖父・萱野正一は
      そんな尼のために「写真を撮ってすぐに現像して差し上げましょう。」
      と親切心から提案。
      祖父はその頃にしては珍しいドイツ製の高級カメラを持っていて、
      庭の前に暗室も作っていたので、短時間で現像ができたわけです。

      「心のキャンバスに描きますので、必要はありません。」と順教尼。

      やんわり断られた祖父は、
       「いやあ反省した。」と当時を振り返っては良く父に話していたとか。

     順教先生は目に見えたものを、いったん心のキャンバスに描かれるので
     ただの写実ではなく、できあがった作品に息吹を与えたのでしょう。
     しみだらけになってしまった色紙ですが、かまきりの瑞々しさは健在です。

        CIMG3824_convert_20130701151753.jpg

            CIMG3825_convert_20130701152106.jpg
                キリギリスも奮闘中?
               この絵の空間の取り方が絶妙です。
   
        100円ショップで色とりどりの虫かごや虫取りが販売されていて
        関心しました。
        童心に戻って虫取りにでかけませんか?
        
        都会の子供たちは縁がないために、昆虫を怖がるお子さんが実に多いとか。
         昆虫だって人間が怖いのですよ、自分たちより人間はうんと大きいの
         ですから。

        虫たちと共存していきましょうね。
         そして心のキャンバスにスケッチしてみましょう!

         
            
スポンサーサイト



プロフィール

九度山つるるん

Author:九度山つるるん
旧萱野家保存会(旧萱野家・大石順教尼の記念館内)にて活動中です。
大石順教尼の記念館 TEL0736(54)2411
〒648-0101
和歌山県伊都郡九度山町九度山1327

最新記事
カテゴリ
カレンダー
06 | 2013/07 | 08
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ
リンク