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「大石順教尼の記念館・かなりや会」出張展示会 in 宝塚

    
   昨年成就院のご住職西田義範様のご紹介で宝塚の此法会をご紹介いただき、
   第58回の此法会(平成25年2月22日宝塚市立国際・文化センター)にて
   大石記念館及びかなりや会所蔵の大石順教作品等の展示・講演をさせていただく
   事になりました。

   初めての出張展示会・講演会ということで、父も大張り切り、何度も関係者と
   事前に打ち合わせをしました。展示品も九度山町教育委員会に搬入していただき
   当日も早くから此法会のスタッフの皆様とかなりや会の山岸さんに美しくハンギング
   していただきました。
      ですが父が会場に向かう途中でダウンし病院行きとなったのです。
      父の体調が気になるのはもちろんですが、当日の講演または進行も全て
      父が中心となって行う予定でしたので頭が真っ白となり・・・。
      せっかくご縁をいただいた此法会の世話役の方々、ご紹介いただいた西田氏に
      とにもかくにもご迷惑をおかけしてはならない、寒い中楽しみにお越しいただく
      方々に少しでも楽しんでいただかなくては・・・。限られた時間の中で順教尼の
      お孫さんで父と一緒に講演予定だった大石晶教さん(雅美さん)と相談しながら
      本番を迎えました。

     CIMG2742_convert_20130227155938.jpg

       展示会場で記念館グッズの紹介をさせていただけるとの事で
       その担当で参加させていただいた私は、うかつにも父がどの様な
       内容の講演をする予定なのか事前に聞いておりませんでした。
        公演の題目を確認しますと
         「仏縁トーク・順教尼メッセージ」と書いてあります。
        たとえ原稿があったとしても、年長者の父と同じ土俵に立つのは
        到底無理です。せっかく用意していた父の講演はまたいつの日か
        披露させていただくこととし、私はご挨拶と進行のみ勤めました。
    
        こうなったら順教尼の身内で座談会方式にしよう!と晶教さんと
        会場にお越しいただいた順教尼の長女加代子さんのお嬢様假水靖子さんと、
        順教尼のお兄さんのお孫様でいらっしゃる江川兵次郎さんに壇上に
        上がっていただくようお願いしました。
  
        三人の順教尼のお身内が尼との思い出、それぞれの思いを語って
        くださいました。順教先生はお行儀の事等随分厳しい方だった
        そうです。また尼の身内ゆえのプレッシャーやご苦労もおありだった
        ようですが、年齢を重ねるごとに尼の偉大さを見直し、偉業を伝えていく
        活動をされるようになったとか。アクシデントで間に合わせのように始まった
        座談会でしたが、在りし日の普段の尼の様子などが生き生きと語られ、
        仰々しくなく、結果として素晴らしいお話を聞かせていただきました。
        またこのような機会を作りたいので、勿体をつけて(笑)詳細は省かせて
        いただきますが、今まで何度かお聞きし、今回座談会でも触れられた
        晶教さんのお話をご紹介します。
 
        子供の頃からとてもやんちゃで問題児でらした(?)晶教さん。何故か度々
        順教尼は「この子は新聞配達してでも食べていける子やと。」とおっしゃって
        たとか・・・。
        尼は離婚された後二人のお子さんを抱え随分苦労されましたが、
        晶教さんもライフラインを止められ、明日食べれるかどうかまで経済的に
        困窮された時期がありました。
        その時に尼の予言通り新聞配達のアルバイトを始め、そして帰宅後の日中に
        初めて順教尼の資料を揃え整理し、亡き祖母の生涯と向き合ったそうです。
        
        晶教さんは生活苦に喘ぎながら、
        「おばあちゃん、あんたは両腕がなかったんやな。私は腕があってもしんどい。
         あんたは一体どうしてたんや・・・。」
          と心の中で尼に問いかけたとか・・・。
        若い頃は尼の孫であることを隠したく、家を出たくてたまらなかった晶教さん、
        晶教さんもたくさんの人生経験を積まれ、今では少しでも多くの人に
        おばあちゃんの事を知ってほしいと切に願い活動されています。
        まさしく宿命です。
         
          「新聞配達をしていた時に周りの人々にしょっちゅう辛くないか?と
          尋ねられたけれど仕事自体は全然しんどくなかった!
          朝の空気は綺麗でおいしいし、一人でする仕事は誰に気遣うわけでもないしね。」
          このお話は個人的に何度かお聞きしましたが、晶教さんのお顔が緩みとても
          すがすがしい表情になられます。
          順教尼のお話だけではなく、晶教さん自身とてもユニークな体験をされているので
          是非執筆や講演等でご活躍していただきたく、応援しています。
          CIMG2738_convert_20130227140257.jpg    
              順教尼の書画、写真等展示させていただきました。        
          

       CIMG2739_convert_20130227135901.jpg
          此法会をご紹介いただきました成就院のご住職西田義範師が
          「三番叟」を舞ってくださいました。
          順教尼が引退興行で舞われた三番叟です。
          意味深く、そこに集えた喜びで一杯です。
     
       一番心配でたまらなかったであろう父も快復し安堵する一方、
       いつも甘えてばかりで聞いておくべきことを何も聞けていない事を
       思い知らされる一日となりました。
       此法会様には多大なご心配と迷惑をおかけいたしました。チャンスを
       いただいたことに感謝いたします。
      
         当日応援してくださった皆様ありがとうございました。
       
        
         
              
         
         
        
  
      

テーマ : 芸術・心・癒し
ジャンル : 学問・文化・芸術

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九度山つるるん

Author:九度山つるるん
旧萱野家保存会(旧萱野家・大石順教尼の記念館内)にて活動中です。
大石順教尼の記念館 TEL0736(54)2411
〒648-0101
和歌山県伊都郡九度山町九度山1327

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