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順教尼の足跡をたどる ミステリーツアー in 丹波

    此法会での行事でご縁をいただいた「FUJIN読書会」(森信三先生の著書が中心の読書会)  
    主催の前川守先生に丹波までお連れしていただきました。

    記念館で常時展示している順教尼作の横書きの扁額「日日是好日」(ひびこれこうじつ)が
    ございます。これと同じものが丹波の「霊雲寺」にありますと前川先生からお聞きし
    大石晶教さんも父もびっくり。縦書きはいくつかあるようですが、横書きは難しく萱野にしか
    ないという認識だったのです。横書きで大筆を使うのは至難の業、しかも口筆ですので何枚も
    書けるものではありません。きっと相当お世話になった所であるに違いない、どのような
    ご縁があるのかぜひ知りたいと晶教さん。
    一足お先に父と下見に参りました。

        CIMG3187_convert_20130422132712.jpg
         旧萱野家・大石順教尼の記念館で展示している「日日是好日」

      
        CIMG3064_convert_20130422133044.jpg
                       丹波の霊雲寺所蔵「日日是好日」
           前川先生曰くこの二つは同じ日に書かれたのではないか。
           勢い、筆使いが似ているのでおっしゃる通りかもしれません。
           いつか並べて兄弟(姉妹)の対面をして差し上げたいものです。


     CIMG3060_convert_20130529143732.jpg

           霊雲寺は円応教のご教祖「深田千代子氏(法名 慈照院圓應智覺大姉)」の
           深田家の菩提寺でした。
           本殿にご教祖がお祀りされてますが、その真前に置かれている、
           縫い合わされた布(所謂パッチワーク)が順教尼が奉納されたもの
           なのです!

         CIMG3077_convert_20130422171200.jpg
           写真下部に垂れ下がっている布がお分かりいただけますか?

         CIMG3075_convert_20130422133145.jpg
          6×8で48枚の布を縫い合わせています。この数字にも何か意味があるはずです。
          おわかりになる方はぜひお知らせください。
          順教先生は縫い物はされなかったようです、お弟子さんが縫われたのでしょうか?
        
          CIMG33072_convert_20130422133112.jpg
             布の裏です。保存状態が良く文字が鮮明です。
             順教尼は長年の悲願である身体障害者救済施設の建設浄財募金のために、
             昭和11年の4月から5月にかけ満鮮に行かれました。
             これには尼の旅の安全と目的を期するため、長女の加代子さんと私の
             曽祖父萱野正之助が同行しているので、この旅を紀念した布との対面は
             自分にとりましても意味の深さに奥行がありました。
             そしてこの年の堀江事件犠牲者の法要は霊雲寺で行われたようです。

             少し話は変わるのですが「無手の法悦」をお持ちの方は「山寺」の章を
             お読みください。何ともロマン溢れる詩的な文の連なりにうっとりする
             章でありますが、この山寺「金蔵寺」で尼は無手の法悦を書かれています。
             兵庫県多可郡に所在しており、地図で見ると霊雲寺と近いのですが          
             金蔵寺は山深いのでまた改めてお訪ねしたいと思います。
             この辺りは順教尼にとりとても縁が深く、また癒しの地であったのは確かの
             ようです。

             円応教本部にもご案内いただきました。
             八重の桜が見事でした。
             
    CIMG3094_convert_20130422152213.jpg

              日本にはたくさんの宗教があり、つい先日まで円応教のことも知りません
              でした。順教尼は同じ明治生まれの女性としてご教祖の深田千代子氏と
              意気投合されたのでしょうか。
              順教尼の念願がかない設立した身体障害者福祉相談書「慈鏡自在会」
              (京都山科勧修寺境内)では、円応報恩会の伴仲実襄会長に大きな
              後援をいただいていたようでもあります。
             
              真言宗の住職であった順教尼ですが、腕を斬られた時に最初に頭に
              浮かんだのは阿弥陀様でした、次に浮かんだのが金光様。
              そして生涯キリスト教の聖書を大切にされました。
               宗教に垣根があるのはおかしく、
               宗教で争うのは無惨です。
               自分が信じる尊いものを大切にすれば良い。
               だから私は「何教?」と聞かれれば即答します。「順教教!」
   
             この5月で89歳になられる前川先生ですが、姿勢が大変よろしく
             歩く速度が速く、頭も切れ冴え冴えでいらっしゃいます。
             旅が終わりに近付きますと10歳以上年下の父に「お疲れでてませんか?」
             といたわりのお言葉・・・思わず父が苦笑。
             先生のおかげで親子仲良く順教尼の足跡を訪ねて行くことができました。
             そして前川先生から森信三先生のお言葉をいただきいました。
           
   人間は、一生のうち、逢うべき人には必ず逢える。それも一瞬早過ぎず、 一瞬遅すぎない時に。」
            
              記念館におりますと、明らかに自分より霊性の高い方とのお出会いが多く
              どのようにお付き合いをするべきか躊躇い、また時に肩の荷が重く
              感じます。恐れ多いのです。
              しかしこの旅の車中で前川先生とお話しさせていただきながら、ただ縁を
              いただけることに感謝し、可愛がっていただこう、甘えさせていただこうと
              軽やかな心地となりました。

              屋島にも順教先生の素晴らしい作品が顕在していることが判明しました。
              また近い将来ご報告いたします。
              
                         
    

テーマ : 行ってきました!
ジャンル : 日記

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九度山つるるん

Author:九度山つるるん
旧萱野家保存会(旧萱野家・大石順教尼の記念館内)にて活動中です。
大石順教尼の記念館 TEL0736(54)2411
〒648-0101
和歌山県伊都郡九度山町九度山1327

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